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2026/05

今月の一言
めいめいびーびじー

午前7時36分、ホームの向かいでよくみるあいつ

written by おうち

おうちです。更新頻度が落ちてますよ、しっかりしてください。私。


まず、先日宣言したゲームは……ハニカム構造で何かつくろうと思い立ち、伝統らしいので迷路に決まり、いちおう形にはなりました。最大六叉路の六角迷路です。が、いまいち面白みがない。灰色の画面を見つめて延々彷徨うという無味乾燥な苦行クソゲー。discord にでも投げて感想をもらってみようかしら。

文化祭で公開する予定のものを漏らすと良くないのでここには一つ前のバージョンを載せます。日記の高さも稼げてお得。


[テンキーで六方向に直接移動]

[あるいはお好きな方法(HJKL、WASD、方向キー)で

 上:前進 下:後退 左:左回転 右:右回転 ]



近況報告が続きます。いよいよ体育祭が近づく中、パソ同でも動きがありました。なんと部対抗リレーに出場するというのです。部長会で参加が募られてはいましたがどうせやらんだろうとガン無視をキメていたところkb から申し出があり、頭数も揃うとまで言われてしまい、79 期から kb、いっつー、N 氏、78 期から 2 人の計 5 人が走るそうです。デスクトップの模型を担ぐらしい。ちなみに私の発案で騎馬を組むことにもなりました。「オタクっぽい服装」も必要で、kb 曰く「チェック柄のシャツ」が良いとのこと。あなたたちは京大でも目指しているんですか。

しりとり
こぬ(こぬ)
かわいいきのこ(かわいい)

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written by おうち

こんにちはおうちです連続更新するゾ〜!

てなわけで(nidaセンセー)久々の小説紹介はポー「黒猫・黄金虫」です(青空文庫で読める)。ずっと「おうごんちゅう」だと思っていたのですが「こがねむし」が正。「くろねこ -> こがねむし」でしりとりになっていますね。最後はきっと「早すぎた埋葬」「ウィリアム・ウィルソン」になることでしょう。モルグ街はジャンルが違うのでハブる……いや黄金虫もこっちよりだな。聞かなかったことにしてください。

上段の冗談はさておき、この本はポー作品を雑多に集めた短編集です。昭和 26 年発行、52 年改訂の佐々木直次郎訳。文体が相応に古いのでそれだけでワクワクしてしまいます。新旧の訳を比べるとどうしても新しい方に厳しくあたってしまうのは、私が古い言葉遣いをやや好むことと、新しいのだから優秀で当たり前だ(逆も然り)という色眼鏡によるものであり……という言い訳を明日のためにしておきます。明日は古典新訳から「黒猫/モルグ街の殺人」を紹介するので。双方に収録された「黒猫」「ウィリアム・ウィルソン」は細かく比べられるかも。いや、原著を持ち合わせていないので比べてもあまり意味がないかも。

まあいいや、各作品の紹介に移ります。最近短編ばっかなのでこの形式もお馴染みですな。mackenzie 氏が dl 要素にハマった気持ちがよく分かる。

黒猫
生来優しく動物好きだった主人公だが、酒に溺れて天邪鬼の精神に取り憑かれてしまう。ポーにとって重要だったのか、あるいはネタ切れだったのか、理由は知らないが他の作品でも繰り返される共通の題材が多いのが目立った。隠された良心が自白するという結末は「邪鬼」「告げ口心臓」に通じる(とくに「邪鬼」の前半では天邪鬼の精神について詳しく語られている)し、良心が形を持って現れるという点ではそのまま「ウィリアム・ウィルソン」である。「アモンティリャードの樽」も、小川訳では誰か(神父)に告解しているという解釈であるから、同じ括りにできなくはない。ポーの書く(謎と解決を伴わない)犯罪の物語は大体において同じ問題を扱っていると考えても良いのかもしれない。
アッシャー家の崩壊
薄暗い雰囲気に満ちた作品。ポーの怪奇小説では随一の面白さだと思う。それにしても、アッシャーが「思い切って言えなかった」のは何故なのだろう。妹の復讐を恐れ、結局そのとおりになったわけだが、深く愛しているのではなかったか。野晒しの墓には埋めるまいとわざわざ家の地下に棺を納めたのはなんだったのか。ちなみに後に題材の一つを繰り返して「早すぎた埋葬」を書いている。やっぱり短編はてきとうで詩作の方が大事だったのかな。うーん。
ウィリアム・ウィルスン
ここだけは文庫に合わせて「ウィルスン」とした。
自身の平凡な名を嫌う主人公は、同姓同名の人物に出会い、悪事を度々阻止されるようになる。ついに直接対決を挑むが……。先述の通りこの同姓同名のウィルソンはあからさまに主人公の良心の権化である。あくまで怪奇小説なので良心が実体を伴うことへの説明づけはないが、夜、彼の寝顔を確認する場面などは実は別人であるとして理屈付けられなくはない。だとしても他の部分はもっと別な意味付けをしなくてはならないが、面倒なのでここで語りはしない。あるいは明日書くやもしれぬ。
メールストロムの旋渦
漁師が大渦に巻き込まれるという冒険物語だが、いかにして助かったかという謎とその解決を伴ってもいる。水の場面ということもあり、つい 逆に考えるんだ を思い出すなど。
黄金虫
暗号もの。頻度分析で容易に解読できるつくりなので大したことはないのだが、小説家にしては簡明な説明で良かった。そのおかげか物語部分ともさほど違和感なく融和しており、南條範夫「黒い九月の手」のような悲惨な失敗例とはなっていない。ちなみにあれは論理パズルにおまけでストーリーを付けたような稀に見る駄作なので諸君は読まなくて良いぞ。

追記:これが私の 40 回目の日記だったようです。沢山書いたなぁ、すでに現役生で 2 番目の多さですよ。最近は私の日記ばかりでつまらないし、かといって 3 年生の諸兄に書かせるのも申し訳ない。というわけで、kb やいっつーも時々は書いて下さい。侵入生のお二人にも多いに期待しておるぞ。

しりとり
ヌラフ(ぬらふ)
イノシシ。カービィ2 ではレベル 2 の大ボスを務め、以降はザコに降格するも多くの本編作品に登場し、他媒体でも一般キャラクターにしては高めの頻度で見える。役割を奪われたネリーが可哀想でならない。

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Written by: おうち

おうちです。こんにちは。ゴールデンウィークも明日で終わりですか。このサイトを弄るかダラダラするかしていただけなのですが、もしかして中間試験の勉強をしないとまずい……? まあ目先の問題は目を瞑れば全て解決するのでヨシ!


今日は予告通り小説紹介でござる。ポー著/小川訳「黒猫/モルグ街の殺人」、光文社の古典新訳版です。相変わらず謎の抽象的な曲線が表紙。昨日は原語版の持ち合わせが無いと言いましたが、著作権が切れているのでネットにも上げられていました。見比べるとなかなか面白い。「黒猫」「ウィリアム・ウィルソン」は新潮文庫のものと重複して収録されているので 3 者を読み比べるが、底本が異なっているということも考えられるので、細かい違いについては誤ったことを言うかもしれない。

黒猫
昨日も色々書いたので、翻訳の違いについて語る。書き出しから結構違い、どうやら佐々木訳の方が素直に、あまり言葉を足し引きせず訳しているようである。言葉以外でも、原文で斜体の部分に佐々木訳は傍点を打っているが、小川訳はわざわざ文を区切って強調している。ざっと見た限りでは傍点を使わない主義らしい。小川訳では他にも括弧書きの部分を文に組み込んだり、monster奸智の化物と語を補ったりと割と好き勝手にやっている。私はこのような改変は好まないが、訳者あとがきの通り、最後の場面における紅色の強調は確かに小川訳の方が鮮やかに描写されていた。
本能 v.s. 理性──黒い猫について
その「〜について」という言い方、やめてもらっていいかな。本当に。虫唾が走る(と、言う前に自分の日記一覧にそのような題が無いか確認しているあたり何とも言えないが)。猫についての何。本体が無い。文書でも「〜について」「〜に関して」で終わる名前をつけたものをよく見るけれど、それが「報告書」なのか「お詫び」なのか、あるいはまた別のものなのか、そのところをはっきりさせなさいと、そう思う。いや、まあ、これは雑記の類なので、ここまで神経質になる必要はなかったですね。アンガーマネジメントアンガーマネジメント。6 秒待ちますよ〜! 0……1……2……3……4……5……そもそも国語訳した文章に v.s. なんてものを入れるのが間違っている! ごく普通に「本能対理性」とでもすれば良いのだ。けっ。
アモンティリャードの樽
前も言ったけどさ、magic keyboard の変換がまともに機能しないのはどうにかならないんですか? 拗音を打つと 3 回に 1 回くらい何故か増えて「アモンティぃリャード」と出てくるんですよ。これは UI をガラス風にしている場合ではない。あれも不必要な計算を一々行っているようで気持ちが悪い。自分の iPhone と iPad はまだ 18 のまま運用している。まてよ? アップデートしていないから不具合が残っているのか……? ちょっと、しばらく口を黙ます私。良くないです。良くありません。私にばかり日記を書かせていると段々メッキが剥がれてキチガイを露呈しますよ。

ほんへに入る。全体に良くわからない、変な空気の物語である。あらすじだけ見れば起承転結のキの字もない。会話も会話になっていない。あれから 50 年って何なのさ? 私にはここから状況を復元するのは無理ですね。訳者はいちおう神父への告解だと解釈しているが、そこだけに整合性を与えるのも尚更不自然なので、変な物語なのだと納得するしかないのかな。
告げ口心臓
これもまたあれこれが判然としないが、どうやら邪視の話をしているらしい。自分は正常であると言い張るほど正気が疑われるのは今も昔も同じらしい。
邪鬼
「黒猫」で語られた天邪鬼の精神が詳しく論じられる。本編よりも長い。このように一般論を長々と続けてから急に落とす構造は「早すぎた埋葬」に共通し、さらには落語にも現れる。
ウィリアム・ウィルソン
最後に傍点が出てきた。どうやら使わない主義ではなかったらしい。原文の同じ箇所にあたってみる。特に強調の表現は見当たらない。何なんだお前は……。きちんと考えれば、「ない」が重なっており日本語として分かりづらいというのが理由のようである。さらに、最後の台詞が佐々木訳と、私が見た 2、3 の原語版とあまりに違うので、別の版を参照したと思われる。
早すぎた埋葬
怪奇の話かと思いきや、「邪鬼」と同様にオチをつける作品で、それまでの不気味さ(というか身に迫った恐怖)に対してあまりに爽やかに終わる。面白い。
モルグ街の殺人
私は不幸にも結末をどこかで見た覚えがあったので、解決部分にはとくに触れない。並行して「猿の惑星」を読んでいて、それで少し思うところはあった。それはそうとして、デュパンのキャラクター、これはホームズその他探偵のキャラクター像に非常に似ている。探偵小説の祖と言われるだけあって、他の作家の探偵像に多少なりとも影響を与えたことが伺える。もう記憶が薄いがヴァン・ダインの探偵もこんな感じ、浮世離れしているくせに教養があり、語り手の助手を連れ歩いている、というまさにデュパン - ホームズ型だった。

翻訳に不満がないではないが、色々と発見はあった。特に英語と日本語を見比べるなんて普段はしない。時間さえあればこのような楽しみ方が出来るのに……最近はスマートフォンをしまい布団に入ってから本を読むように習慣を変えたので、電子辞書を引く回数が大幅に減り、一年前に比べて語彙が全然増えた感じがしない。好きな四字熟語:博覧強記の身としては憂うべき事態である。


追記。サイトをリニューアルした際に日記の目次を変えたのですが、月の字を雑に置換したためニックネームに「月」が入っている人は目次部分が可哀想なことになっています。そのうち暇ができたら直します。ごめんちゃい。

しりとり
フレッシュプリキュア!(ふれっしゅぷりきゅあ)
2009 年。エンディングの 3D モデルが現代でも通用するくらいのもの凄い出来。

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長い文章でも上手くアニメーションするように改善したんだぜ